はぜのブログ

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高峯のあの和装を振り返ってみよう。

 はぜです。久方ぶりの更新でございます。なにか書きたいなとはずっと思ってたんだけど、ずるずると引き延ばしているうちに一年以上経ってしまった

 先日の「心ほっこり♪紅葉色づく温泉ガチャ」にて、1年3ヶ月とちょっとぶりに高峯のあSRの追加がありましたね。今回が4度目の和装にして春夏秋冬揃ったということで、これを機にこれまでの和装な高峯のあを簡単に振り返ってみようと思います。

 春夏秋冬の順に紹介していくので、リアルの時系列順ではありません。がっつり考察していくというより気軽に読めるカタログ的な構成にしていきたい

 

・[寡黙の女王]高峯のあ

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 2012年3月1日開始のイベント『アイドルサバイバルひな祭り編』上位報酬。高峯のあ初の追加カード&上位報酬で、無印R+でも見られるサイバーチックな意匠がふんだんにあしらわれた十二単姿。個人的な話になりますが、モバマスを始めたときのあさんを担当するきっかけになったのが他ならぬこのカードなのでそういう意味でも思い入れの深い1枚です。

 スタイリッシュなポーズに人間離れした虹彩(親愛MAX台詞にもありますがカラコン入れてます。どんなカラコンだ)、真正面から捉えた構図と初期にしては(初期だからこそ?)かなり攻めたデザイン。のあさんの印象を決定づけた一枚であり、当時のインパクトは相当なものだったんだろうな~と思います。

 

 「……勝つわ。それが、私」(LIVEバトル)

 「……貴方の期待に応えられる……夢を夢のまま終わらせないわ」(お仕事)

 「……(P名)、きっと一番を目指せるわ。私と貴方となら…」(マイスタジオ(親愛度MAX))

 

 上記の各台詞からは、彼女のアイドルの仕事に対する姿勢やPへの強い信頼感がうかがえます。これらも後々のカードに一貫して受け継がれていく要素であり、早い時期からキャラクター描写が固まっていましたね。

 

 

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 デレステでは2017年3月13日開始のシンデレラキャラバン上位報酬として登場。ワイドサイズ対応で衣装だけでなく背景の屏風のデザインもよりわかりやすく。僕はこれを機にスマホに機種変したんですがイベント中に引けませんでした

 

 

・[艶めく京の町/微笑む京の町]高峯のあ

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 2018年5月31日開始のイベント『アイドルプロデュース 梅雨に艶めく京の町』プロデュースアイドルのR枠。初となる彼女のアイプロは、梅雨どきの京都を舞台とした写真撮影の仕事でした。大方の予想通りスマイル差分との違いがサムネイルだと大変わかりづらい

 衣装は他のプロデュースメンバー同様、和風ゴシックに番傘の古都ならでは?なスタイル。のあさんのカラーはこれまでにもたびたび見られたエメラルドグリーン、イベント時は背景である庭園の緑とはまた異なる「碧」を纏い、独特の存在感をしっかりと見せつけていました。

 

 「(前略)風景に馴染むだけでなく、更なる色を重ね…私の世界を描くように…」(アイドルコメント)

 

 イベント内容に関してはまた別の機会にしっかり語れるといいなということで端折りますが……モバマス最大級のテキスト分量を誇るアイプロだけあって次々と流れ込んでくる情報の奔流に溺れそうになっていた日々、その時の感情は今でもくっきりと胸に焼き付いています。

 

 

・[エヴァネッセントフォール]高峯のあ

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 2018年10月31日開始の月末ガチャ『心ほっこり♪紅葉色づく温泉ガチャ』SR目玉・三番手枠。実に5年ぶりとなる月末SR枠であり、季節テーマのガチャSRは初。evanescent(つかの間の)fall(秋)の名を冠する通り、秋という短い季節、その中でもとくに短い黄昏時を切り取った一枚となっています。

 

 銀弾の射手特訓前もそうなんですが、長い銀髪と紅く染まる背景のコントラストが実に印象的で……ゆったりと舞う姿も、イグナイトアビリティーズで見せた激しいパフォーマンスとは異なる一人の人間としての高峯のあ像に近いものなのかなと思ったり。

 ネタバレになってしまうので思い出エピソードについては割愛しますし、台詞についてもできればフリトレなりガチャなりでお迎えしたうえでご自身の目で確かめていただきたいなと思います。ガチャ終了後に追記するかもしれません

 

 

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 そしてこの表情である

 

 和装とは違うかなーということで多くは触れませんが、個人的にポイント高いのは特訓前の髪を纏めた姿。7年目も佳境に入ったこの時期にして、ようやく髪型を変えたのあさんを見ることができたのがただただ嬉しくて……

 普段見せることのない潤んだ瞳も印象的。人はリラックスするとこうも変わるのかといった感じです。

 

 

・[新春浪漫]高峯のあ

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 2017年12月31日開始の月末ガチャ『新春★華咲く振袖浪漫ガチャ』R目玉・一番手枠。月末Rの登場は初、季節感のある衣装は寡黙の女王以来。今にして思えばこれを皮切りに次々と和装のカードが登場したわけで、2018年の高峯のあの活動は「和」がテーマであり彼女が古都・奈良出身であることを再認識できるいい機会だったのかなと少し早めのまとめをしてみたり。

 特訓前は振袖を身に纏い初詣にて“願う”姿。後述する台詞にもある通り、彼女の「願い」は神への祈りではなく己に向けた「決意」。実にのあさんらしい一方でそれまでは見られなかった両目を閉じたイラストに加え、よく見ると合わせる手がかじかんでいたりと彼女が生身の人間であることを改めて示した一枚だと思っています。

 

 「心静めて…己の内なる己に、耳を傾け対峙をすれば自ずと…」(お仕事)

 「…意外?けれど……不自然なことではないわ、(P名)。神には祈らずとも、決意はある。人はそれを…願い、と呼ぶのだから」(親愛度MAX演出)

 

 

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 特訓後はユニット【新春浪漫娘】の一員として歌う姿。キャスケット帽に鶴をあしらった赤い外套、梅をあしらった衣装。まさに大正浪漫。

 のあさんの衣装は全体的に寒色基調のデザインが目立ち、本人の外見とあいまって怜悧な印象を与え続けてきたわけですが……ここにきて一転し暖色基調の衣装と相成ったのは、しばしば取り沙汰される「熱」というキーワードを踏まえるとなかなかに示唆的だと思っています。

 内面が衣装に表れる、当たり前のようでつい忘れがちになる感覚を思い起こさせてくれるのは嬉しいことですね。

 

 

 「偶像に、人の運命を左右するほどの力は…ない。……でも、貴方なら…どうかしら?まだ見ぬ可能性の行く末を、願いたいわね…

 

 

・結びに

 以上、駆け足気味ではありましたがのあさんの和装カードを振り返ってみました。サイバーチックに光輝く衣装もいいですが、サイバー要素を控えめにしつつも彼女らしさが随所に見られる和の装いもまた高峯のあを構成する一要素であることを知っていただければ……と。

 この記事が、一人でも多くの方にアイドル・高峯のあを観測してもらえるきっかけになると嬉しいです。

 

 

そんな感じです。ではまた。